Stylist:Hirofumi IKEDA/Colorist:Masayuki OHSAWA
Photo:gaku/Costume:TAMA
池田:11月のimagistは、よりクラシック感を意識した、この秋冬のテーマの"Old is New"のベースとなるスタイルです。
質感重視に走りすぎないように、フォルムを感じさせるように、カットでしっかりと形を作っています。
大澤:カラーはTopページと同じなんですが、カールさせた時は動きの中に“リッチ感”を感じさせるようにカラーをしているんですが、
クラシック・ストレートの内巻きの場合だと“面のツヤ感”が際立つように表現しています。
池田:”Old"と言うよりは、"Classic is New"の方がマッチしていると思います。
長い時間の風雪にも劣化しない、歴史の中で生き残るデザイン。
ベーシックのテクニックを進化させ、クラシックを“リファイン”する。
それが、新しくて新鮮に映ります。
大澤:テクニックや思いは、Topページの本文にほとんど書いていますが、
時代がディケイド(10年)の中盤から後半に向かうタームに入って、
フェミニンから“ロマンティック”に移ってきています。
そんな中、クラシックでロマンティックを意識したスタイルが、この秋冬のトレンドの一つと言えます。
池田:そしてもう一つの軸として、エモーション(感情)の部分では、
“コンサバティブ”から”エロティック"へのタームに入ってきています。
そんな微妙な時代の気分を感じとりヘアスタイルに落とし込むことで、
いつもヘアも気分も新鮮に保つことができると思っています。
大澤:今、池田とボクが言っているのは、imaiiの「*Composition(コンポジション)」と
「*Motion et Motion(モーション・エモーション)」の話なんですが、もし、もっと知りたいと思われる方は、
是非お店でスタイリストに聞いてみて下さい。
池田:「心の動きが髪を動かし、髪の動きがまた心を動かす」。
皆さまのお越しをお待ちしております。
ARCHIVE
SEP.2015 「素」を引き出す。 “0”へのアプローチ by 池田博文
テーマは「素」です。漢字で「素」。カットも、形もシンプル。その中にもショートのこだわりのテクニックを入れてある。
それは「Part of two section」。
モデルさんの持っている魅力は、「素」の中の「強さ」だったり、「しなやかさ」だったりという風に感じていて、その魅力を引きだせればと。
「素」は引き算。…
OCT.2015 「ふり返りたくなるヒミツ」Motonは、Emotion by 大澤正行
NOV.2015 「フツウに似合っているけど、フツウじゃない!」わかりづらい言い方ですが、ボクにはわかっているんです!by 小倉修太×尾崎敦子
小倉:このスタイルを見たときに、けっこう周りから「超フツウ」と言われたり、「フツウ」って言われると、特に特徴がないみたいに思われがちなんですけど「フツウなんだけど、フツウじゃない」というのが今回の狙いで…。
DEC.2015 「何気ない瞬間の中の、幸福なイメージ」プライベートの“OFF”の時間の“ホッ”とするヘアスタイル by 時田舞子×大倉貴志
今回の撮影では、ONとOFFで言えば、OFFのプライベートな空間、時間に見せる、女性の幸福感、みたいなものを表現してみようと考えていました。
それは、被写体のモデルさん自身の幸福感、と言うよりは、むしろ、見てる側が幸せな気分になれるような写真にしたくて、というのが狙いです。...
JAN.2016 「色を動かす形、形を生かす色」スタイリストとカラリスト、二人だからこそできるプロの仕事 by 森井愛子
FEB.2016 「懐の深いスタイリストと、カラーの求道者。」by 嶋澤雅美×江波戸大介
嶋澤:今回の撮影では、基本的にはモデルさんの持つ“大人のセクシーな雰囲気”を引き出す。その一点ですね。
江波戸:カラーは、ヘアスタイルが凹凸感で自然に陰影が出る重なりをしているので、束の大きさとかにこだわってみました。
MAR.2016 「山下式『王道フェミニン』の作り方」by 山下賢司
APR.2016 「キャリア30年、佐藤☆博樹の挑戦!」by 佐藤博樹×大澤正行
佐藤:今回のモデルさんは、もう20年ぐらい来てくださっているお客さまで、モデルもやっていただいていて、
最近では「*大人髪」にも登場していただきました。
普段どおりのスタイルですが、いつも心がけている、大人だけどカワイイ、
大人だからこそカワイイ、そしてセクシーさを加味したスタイルです。
MAY.2016 「大人の女性の、Enpowerment!」by 高橋玲子×江波戸大介
高橋:「モデルさんは、同世代の方で」、というのが、今回の私たちミッションで、
ならば、と、迷わず素敵なモデルさんに出演のオファーをしました。
そして、とってもセンスのいい、ファッショニスタの部分と、ママの部分の
二つの面をアレンジでどう見せるか、というのがテーマでした。